Google I/O 2021 Keynote(基調講演)まとめ

Google I/O 2021 Keynote最新ITニュース

はじめに

 本記事ではGoogle IO 2021で公開された、Keynote(基調講演)について、まとめた記事になります。本記事から若干変更されている可能性があることを、ご了承ください。
 また所々に筆者の感想も記載していますので、見てください!

LaMDA

Google IO lamda

 LaMDAとは対話型のアプリケーションで、従来のチャットボットのような単に応答形式でやり取りが可能な音声ロボットではなく、Googleが収集してきた膨大な情報から、実在する人と会話をしているような自然なコミュニケーションが出来るアプリケーションと紹介されています。

 Google I/Oの中では、冥王星についてやり取りをする紹介がされており、LaMDAは質問者からの質問に対して、地形や惑星探査線など既に記憶している情報ではなく、概念を学び、学習したデータを合成して自然な会話を作り上げていました。 

 まだ、Google社内でしか利用されていないようですが、将来的にGoogle Assistant、検索機能、Google Workspacesなどでの会話機能を想定しているとのことです。また、Googleでは昨今AIに関して言われている負の側面として、ロボットが差別や偏見を持ってしまうことも危惧しており、そうしたリスクを最小限にすることを最も優先して開発をしていく方針とのことでした。

Pepperの進化系のような、友達ロボットが出来るのかも!!

Google Map

Google IO google map

 Google Mapでは従来のMapとしての機能だけでなく、周囲を探索できるような機能が開発されています。例えば周囲のお店の情報を調べたり、レストランの混み具合、レビューや店内の写真など多くの情報をライブビューを通して見ることが出来るようになっています。

 また、ARを用いて主要なランドマークや、仮想の道路標識、複雑な交差点をナビゲーションすることが可能になり、目的地まで迷うず行けることができるようになります。さらに、大きな特徴として空港や駅、ショッピングモールなどの室内や建物の中でさえもナビゲーションをしてくれる屋内ライブビューという機能も付いているようです。さらにさらに、Google Mapで朝には美味しいパン屋さんや、夜にはディナーを提案してくれる機能も付いているとのことです。
 来月には東京で利用可能になり、年末までには50の都市で様々な情報がライブビューを通して調べることができるようになります。

Google Mapが執事さんになってくれそうです!

Googel Shoping

Google IO google shopping

 Google Shopingはあまり日本では馴染みがないかもしれませんが、Chromeブラウザでタブを開くだけでショッピングを楽しむことが出来、パーソナライズされたプロモーションや割引を提案してくれるそうです。
 また、購入した商品やカートに入れた商品は、ユーザーの同意無しでデータを送ったりはしないそうなので、個人情報に配慮した設計になっているようです。

Google Photo

Google IO google photo

 Little Patternsという機械学習アルゴリズムが紹介されていました。これは数ある写真をインスタグラムのストーリーのように変換し、思い出を作成したり、似ている景色や物体をまとめてくれるツールになっているようです。また、思い出を断片ではなくストーリーで見ることで、自分の歴史を旅している感覚になれるとのことです。

 また、Cinematic Photosという機能も紹介されており、これはニューラルネットワークという機械学習で利用されるアルゴリズムを用いて、写真同士のフレームを保管することで映画のような動画を作成することが出来るような機能のようです。

Google Photoには現時点で4兆以上もの写真や動画が保存されているそう・・

Android 12

Material You

Google IO material you

 これはAndroid 12から発表されたデザインの概念のことです。Material Youとはあなたのデザインを作るというような意味で、あらゆるアプリ、ロック画面、通知画面、設定、などを画一的なデザインに変えてくれるものです。

 Android 12は今秋にリリースされる予定ですが、まずはPixelに適用され、Web、Chrome OS、ウェアラブルデバイスなどに応用され、最終的にGoogleのあらゆる製品に適用されるとのことです。

 Google I/Oの中では壁紙を例に取り上げており、壁紙に設定した家族の写真から色彩を取得し、ロック画面や通知画面、設定などが壁紙と同じようなデザインに変更され、自分だけのデバイスをデザインしてくれるような内容になっていました。
 また、通知画面ではデザインがAndroid 11から変更され、以前より簡単に返信をしたりすることが簡単になるとのことでした。

プライバシー

Google IO プライバシー

 Android 12ではプライバシーがより強化されるとのことで、プライバシーダッシュボードという機能が開発されました。これはどのアプリが、どんなタイプのデータを、いつアクセスしたかを一元化して見ることができ、このダッシュボードから権限(パーミッション)の管理を簡単に行うことが出来るようです。
 また、Androidのホーム画面などで画面の上からスワイプすると出てくる設定画面の中に、アプリの権限をワンタップでオフにすることが出来る機能も追加されています。


Better Together

Google IO better together

 Better Togetherはスマートフォンと他の製品の連携をより強化したものになります。例えばスマートフォンの近くにChromebookが置かれていれば、スマートフォンをワンタップすることでChromebookのロックを解除できたり、Chrome OS搭載のPCからワンクリックで、スマートフォンの写真や動画にアクセスすることができるようになるそうです。その他にも連携することでたくさんの機能が使えるようになります。

 さらに、スマートフォンから車を操作することも可能になり、例えばリモートで友人に車を貸したい時に、スマートフォンからリモートで車のロックを解除できるようです。現時点ではPixelとSumsungのデバイスを想定しており、車はBMWで使えるようになるようです。

エレベーターもスマホで呼べるようにならないかな

Racial bias in computeational photography

Google IOホワイトバランス

 最後に昨今のジェンダーの議論や人種などに関して、肌の色等にか関わらず、その人にあった素敵な写真を取ることが出来るように、ホワイトバランスを自動で調整するようなソリューションも紹介されていました。

SmartWatch & Wear OS

Google IO wearable

 Googleは次の革新的な製品として、ウェアラブル端末を考えているようです。現在サムスンと共同して開発を行い、バッテリーの寿命、パフォーマンスの改善を積極的に取り組み、スマートウォッチのGoogleアプリの最適化/アップデートを予定しているとのことです。
 また、Fitbitと共同して、健康・医療業界にも取り組んでいきたいとのことでした。

スマホを持ち歩くのではなく、時計1つで良い世界が来るかも

Project Starline

Google IO project starline

 Googleは新たなオンラインコミュニケーションツールとして、Project Starlineというものを進めています。これは、高解像度カメラと深度センサーで複数の視点から人の形をキャプチャーし、複数の視点で外見を撮影することで、これらを融合しリアルタイムな3D モデルを作成することを構想しているとのことです。
 これはライトフィールドディスプレイという3Dディスプレイで表示することができ、オンラインでコミュニケーションしている相手を3次元で捉えることができ、相手の身振りや表情を隣りにいるような感覚で体感できるようになります。現在はオフィスやファミリー向けに対して開発していくことを想定していることのことです。

 また、3Dモデルのデータは毎秒数ギガビットになってしまうので、新しいデータ圧縮方式やストリーミングアルゴリズムを開発しているそうです。5Gも活用できそうですね。

スター・ウォーズの世界がやってくるのか!!!

 Google I/Oで正式リリースとなった、Flutter2.2の最新情報は以下で確認できます!

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